秋起こし

米作り

今日は最高に気持ちの良い秋晴れ。明日からぐずつきそうなので、残り2枚の田んぼの秋起こしと、来年からは大豆に転換しようと考えている元自然栽培田(小)の除草を兼ねた耕耘を終えたいと思い、実施した。

秋起こしして一つの法則に気が付いた。田んぼが固いほど草が少なく収量が多く、柔らかい(水分が多いのか?コンバインの轍が深い)ほどヒエなどの草が多く収量が少なかった。因みに、暗渠がある田んぼは固く、ない田んぼは柔らかい。この固さと収量の関係が有意の因果関係(例えば、乾田効果)があると言えるかどうかは分からない。備忘録として残しておく。

いつものことだが、トラクターを入れると必ず鳥が集まってくる。トビ、カラス、アオサギ、シロサギ、スズメくらいの大きさの小鳥(名前不明)など。野生の鳥が数メートル先に飛んで来るなんてことは普通はあり得ないので、百姓冥利に尽きる。観察していると楽しい。中型の鳥で数多く集まってくるのはアオサギとシロサギ。特にアオサギは攻撃的で、近くに別のアオサギやシロサギが寄ってくると、俺の餌場から出て行けと言わんばかりに奇声を上げて攻撃する。ともに素早く上手にくちばしで獲物(イナゴが多い)を捕らえるが、トビは足で獲物を捕らえてから食べるやり方で、イナゴのように小さいものは足で捕まえにくいようで何度か失敗していた。堂々としたトビが小さな獲物に苦戦している姿は少し滑稽で悲しい。せめてカエルや蛇、小哺乳類などもう少し大きい動物を狩りしてほしいと思った。

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