9月に入って初めての30℃超え。稲刈り日和で気持ち良く、1年ぶりのコンバイン操作で緊張していたこともあり暑さは全く感じなかった。むしろ粉塵対策が必要だ。
稲刈りは、コウノトリ米田(大)(小)の2枚を完了。(小)の方はコナギとホタルイがメインでヒエが少なかったので(それでも8月に入ったら増えてきたが…)スムースに稲刈りできたが、(大)の方は広い範囲でヒエが大繁殖して倒伏したのでイネはほとんど生育していないにもかかわらず、稲刈りは時間を要した。ヒエがものすごいので詰まるのを恐れてスピードが上がらない、それでも1度脱穀部にワラが詰まってしまいクボタにヘルプを頼んだので大幅に時間をロスしてしまった(下の写真)。

コウノトリ米田(大)の、信じられないようなヒエの大繁殖・倒伏田においてもコンバインが入れられることを知ったのは、今年1番の成果だった。去年はさすがにコンバインは無理だろうと自分で判断してコンバインで刈り取らず、後で草刈り機で刈って焼却した。今年はその範囲が広いので去年のやり方はとてもできないと思いクボタに相談したところ、コンバインで刈り取れることが分かった。クボタに大感謝だ。そしてコンバインはすごい機械だ。
その際いろいろ設定する仕組みがあるのだが、その一つが「こぎ深さ調整」で、雑草が多い場合、それが脱穀部に入って負荷が大きくならないよう「浅く」して、作物の長さの多くを外に排出する調整機能(下の写真)。

コンバインをはじめ農機具をよく知らないまま使っているので、機械のことをもっとよく知らないといけないな。
★今後の課題=稲わら処理:今年はヒエ含め沢山の稲わら(≒雑草の残渣)が残ることが予想できたので、分解酵素「アグリ革命」を注文しておいた。今年は田植え後アオミドロが大発生して機械除草に入れなかったのだが、その原因の一つとして考えられるのが未熟稲わらなので、分解を促進する対策は有効と考え、今年試してみることにする。