クボタ主催の麦刈取り実演会で、ORECの水田除草機も特別参加するとの連絡が入ったので、参考のため見に行った。実演する田んぼも藻類が発生しており、深水から水を抜く時間が足りずイネを倒してしまったので、少し走っただけで実演は中止された。
ORECの除草機は、条間は板状の歯車が正回転して埋め込み、株間は今僕が使っている和同の除草機と同様2つのスクリューが稲株を挟んで回転する方式。埋め込み式なので深水より浅水で使う方がよく、藻類が浮くことなく土についた状態で除草するので藻類に悩まされることは少なくなりそうだ。ただどうしても株間に取り残しが発生してしまうようだ。なお、ORECの除草機は6条と8条しかなく、6条で400万円くらいと高いので選択肢から外れる。
田植え機につけた6条除草機を見学
上記の実演田と同じ農事組合が隣の田んぼで田植え機につけた6条除草機で仕事されていたので、見学させてもらった(上の写真)。6/12に隣村で見学し、6/16にクボタの担当者がカタログを持ってきたものと同様の田植え機。草をかき取り水に浮かす除草法で深水が基本。これでも株間にコナギが残っており、株間の機械除草は超難課題なんだなと改めて実感。なお、除草機がアタッチメントでつくこのクボタ6条田植え機も、僕の零細規模では過剰で選択肢から外れる。
今のところ最も可能性が高いのがみのる産業の4条除草機。僕の規模では4条で揃えるのがベスト。問題は株間がどれだけ除草できるかなので、早く実物を見て確かめたい。