藻類を分解する「アグリ革命」

米作り

先日コウノトリ育む農法だより№2が届いたが、コウノトリ米田での藻類発生について資料が添付されていた。今年の藻類(アオミドロ等)の多発は僕だけでなくコウノトリ米田全体で起こっているらしく、イネが枯死するケースも出て来ているとのこと。そこで藻類に効果のある資材として、稲ワラ分解資材「アグリ革命」(酵素)が紹介されていた。これはコウノトリ米栽培暦にも記載されており、元々秋耕起前にワラ腐熟を目的に散布する補完資材として使用されるものだが、藻類においても散布から10日前後で分解効果が確認できたとのこと。

機械除草する上で藻類の除去は絶対的に必要なことなので、効果を実際に試したくて、早速JA購買部でアグリ革命を調達、田んぼに散布した。3回目の機械除草をする田んぼ2枚のうち、コウノトリ米田(小)はあまり目立たなくなっていたので散布せず、これまで発生していなかった自然栽培田(大)で今になって発生してきたので散布した。自然界って本当に片時も休みなく変転しているものだと感心した。

自然栽培田(大):今になって発生してきた

目下、株間手除草中のコウノトリ米田(大)はもう機械を入れることはないが(ヒエが大きくなりすぎており除草機では最早取れない)、最も藻類の発生が酷いところなので、どの程度効果があるのかを確認したくて散布した。

コウノトリ米田(大)
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