隣接した2つの田んぼの内大きい方のコウノトリ米田(大)の機械除草、2日目。今日は浮き草類がより繁殖しているエリアに入り、浮き草類の脅威を実感。除草機を走らせると浮き草類が一緒に移動し、大津波が襲いかかるがごとくイネに覆いかぶさっていく。少しかかる程度では今年の苗は跳ね返すと信じていると昨日は書いたが、浮き草類の破壊力を侮っていた。重く厚いものが覆っていくので到底跳ね返せない(上下の写真)。

残り周回のみのところまで来たので、端に寄せられた浮き草類の圃場外への除去作業に入った。せめてこの分だけでも取り除ければ、周回時の浮き草類の覆いかぶさりを少なくできる。除去作業は途中までしかできなかったので、明日続きをやりたい。
また、田んぼの中に滞留したものは除去できないが、せめてイネが顔を出せないかやってみる。
小さい方の田んぼ:自然栽培田(小)は機械除草を諦める≒ここでの稲作は諦めた
ここ何日か深水を試みたが、高低差がネックになっているのかどうしても深水にできない。よって、機械除草は諦めた。つまり、この田んぼでの稲作はほぼ諦めた。ただ水だけは切らさないで、どのようなことになるか観察することにする。万一、中干しの際に刈り払い機でヒエを除草できれば試したい。★ただ急転直下、大豆に転作するかもしれない。
こう決断せざるを得なかったのは、コウノトリ米田(大)を優先したいという事情もある。ヒエが大きくなっており機械除草してもあまり抜けない、とりわけ株間はほとんど残っている、加えて浮き草類の大繁殖という悪材料だらけの田んぼだが、一番大きな田んぼで諦めることはできない。この田んぼだけでもまだ手除草に入る必要があるなど手に余るのに、小さい方の田んぼまで手が回らないので捨てる決断をした。