今日は1年ぶりのコウトリ米の現地研修会が田鶴野農事組合法人で行われた。研修事項は、①育苗、②早期湛水、③アゾラ駆除についてだが、内容は省略する。
今日はずっと苗床をトンネルにするべきかどうかを考えており、3ヶ所ほど近くの実例を見学してきた。その1つが現地研修会のあった田鶴野農事組合法人(上下の写真)。ここはすでに苗が1cmくらい伸びているので、上掛けシート(シルバーポリか?)は剥がされ、白の寒冷紗と緑色の防鳥シートだけになっている。勿論トンネルではなく、直のべた掛け。代表の方に雨対策について伺ったところ、麦わらで掃き出したり、ブロワーで吹き飛ばしたりしているとのこと。トンネルについてはかつて採用したことがあるが、トンネル作りに手間がかかるのが難点。その上、透明なビニールをかけたので温度管理が非常に難しかったこともあり止めた。

2例目もプール育苗で、やはり直のべた掛け。下地が白の寒冷紗で上地が健苗シート。シートの種類はいくつかあるだろうが、やはりプール育苗はべた掛けが定番のように思う。
3例目がトンネルで、畑に苗箱を並べて、その上を健苗シートのトンネルで覆っている事例。幅は1.6~1.8m、長さは5~6mで比較的小規模なもの。シートの裾は土がかけられており、完全に密封状態になっていた。芽が出るころにはシートを開けて水やりされると思う。
明後日と明々後日が雨予報なのでトンネルに傾きかけたが、プール育苗でトンネルの事例がこの辺りではまだ遭遇していないので、保留にしている状態。
畑の定植準備
キャベツやブロッコリー、レタスの定植やネギの仮植えが適期を迎えているので、その準備を行った。初めて雑草堆肥を畝にばら撒いてすき込んだ(下の写真)。

因みに、雑草堆肥づくりは今年で終了にしたい。いいやり方だとは思うが、切り返しが重労働過ぎて体力的にきついので。