催芽終わり乾燥/プール育苗苗床の底ビニール設置 ★トラブル続き

米作り

自然催芽では少し遅いので、昨日に続き今日も催芽機で加温(最低温度21℃で設定)、トータル12時間で催芽を終了(上の写真)。少し芽の出が小さいかもしれないが、洗濯機で脱水し乾燥過程に入った。

★トラブル①:今年から新しい洗濯機で脱水したが、脱水し出してしばらくすると何故か「すすぎ」モードに入ってしまう。すすぎ自体は問題ないが、大量の時間がかかり果たして脱水過程に入るのか?もし脱水できなかったらどのようにして乾燥させるか?と、頭真っ白でピンチに! メーカーに問い合わすと、入れたものがドーナツ状に均一にならず偏在していると「すすぎ」モードに切り替わることがあるとのことで、籾を均一に広げて入れ直すと無事脱水してくれた。本当にホッとした。

プール育苗苗床の底ビニール敷き

まずは板枠を設置し、底ビニールを敷いた(下の写真)。底ビニールは2枚重ねとするが、1枚目のビニールの長さが足りないので2枚をずらして敷いて1枚とし、その上に長さが足りているビニールを1枚重ねた。草に貫通され穴が空いたりしていて大分古くなったので、来年は新しいものに変える予定。

★トラブル②:上にかけるシートが去年でお釈迦になったので、今年から在庫の白の不織布+育苗シートで行く予定で今日試してみたが、白の不織布は幅が1.8mでほぼ型枠の幅しかなく風で飛ばないよう押さえる余白部分がないこと、そして育苗シートも材質がごわごわで幅2.1mあるが折り曲げて押さえることが難しくかつ長さが足りないことが発覚!これは事前に確認すべきことを怠った完全な段取りミス。これでは播種できない!急遽、ホームセンターにあちこち電話し、不織布と育苗シートを探した。問題は今すぐ必要なので店に在庫があるものでないとダメなこと(取り寄せていたら1週間かかる)、そしてサイズが幅は2.2m以上、長さは25m以上必要だが、残念ながらこれら条件を満たすものはなかった。しかし何とかしなければならないので、一番近いものがあったナフコで揃えることを決意。不織布は幅2.1m×長さ20m、育苗シートは「健苗シート」という名称で幅2.1m×長さ25m。いずれも幅が足りず、特に健苗シートは材質がごわごわでどのようにして風に飛ばないよう止めるか?が未解決。不織布の長さが足りないのは2枚で補う。

ところでナフコの店員さんで兼業農家の方がおられ、たまにアドバイスをもらうのだが、今日もたまたま会話したところ、田んぼの苗床に水を張り、そこに苗箱を並べ、不織布で覆い、健苗シートをトンネルで掛けているとのこと。プール育苗と同じ原理なので毎日の水やりが必要ないこと(兼業なので毎日の水やりはできない)、ビニールのトンネルは温度が上がり過ぎ苗が焼けるが健苗シートはそこまで温度が上がらないといったメリットがある。因みに、不織布は苗が2~3cmで剥がし(但し霜が降りるときはかける)、健苗シートは5~6cmで剥がすとのこと。僕は、出芽が確認できたら育苗シートを剥がし不織布のみにする、といったように逆になる。

ともかく、健苗シートを使う場合は材質がごわごわなのでどのようにして止めるか?トンネルにする?といったように、まだ未解決なのだ。場合によっては、去年まで使っていたシルバーラブ(シルバーポリトウ(上掛け)と不織布(下掛け)の片端を接着加工したもの)の、シルバーポリトウ部分のみを切り離し使い、不織布は新しく購入したものを使う手もあり、明日試行錯誤したい。

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