浸種の積算温度が150日度に達したので(下の写真)、自然催芽をスタートした。浸種10日ですでに発芽している籾が見られるので(上の写真)、恐らく2日ですべての籾が出芽1mmを超えるくらいのいわゆる鳩胸状態になるだろう。
なお、催芽については、本来はこの催芽機で「催芽」モードにして加温するのだが(ヒーターが付いており21~35℃に設定)、コウノトリ米の育苗こよみでは「自然発芽させる」とあるので、加温しないで(それでも18度と高い)催芽する。また、催芽機では水を循環させてシャワーを吹き出すようになっているが(酸素供給のため)、自然催芽では水に浸けているだけなので、水の入れ替えに留意する。

播種の準備
播種の準備として、倉庫を整理し(作業スペースを確保)、苗箱を掃除した。苗箱は本来は仕舞う時に掃除すべきだろうが、昨年は雑に仕舞ったので今日きれいに掃除した。

おまけ:催芽作業をしているとツバメが舞い込んできて、盛んに鳴き声を上げながら、辺りを見渡したり飛び回っている。ここに営巣したいらしく、巣をつくる場所を吟味しているのだ。営巣するのはOKなのだが、そのためにはいつも戸を開けておく必要がある。別に大したものは置いてないのだが、戸を開けておくのは少し物騒だ。少し場を離れたすきに早速ツバメ目当てに猫が忍び込んでいた(その内ヘビも来る)。軒先ならいくら作ってもらっても構わないのだが、(安全性が高い)室内にこだわっているようなので、残念だが戸を閉めた。

播種作業する倉庫にも舞い込んできたが、あまりお好みではなかったようですぐ出て行った。ただこちらは独立棟で窓が付いているので、窓を開けておいた。こちらに営巣してくれればよいのだが…。