上の写真は紅葉した自宅庭のドウダンツツジ
晴天が続いているので、最後に残っているコウノトリ米田(大)の秋起しをしようと考えているが、畦際から長く伸びているキシュウスズメノヒエを刈り取っていないのでトラクターのロータリーに絡みつく恐れがあることと、雑草堆肥の切り返し時に追加する枯れ草が必要だが畦草を活用するのがうまい方法であることから、一石二鳥を狙って畦の草刈りを行った。残りの田んぼも畦畔除草して冬を迎えたいと思う。
秋起しは雑草堆肥作りと同じ原理?
疑問だった「何故秋起しするのか?」についてだが、YouTubeである農家の方がその答えを発信されていた。それは田んぼに残っているワラなどの分解を早めるためで、秋起ししなかったら春までそのまま残り、田植え時期に分解が始まり、その際に出る物質がイネの根に悪影響を与えるとのこと。だから秋起しの仕方も、深く耕すとワラが深いところに埋め込まれ分解されにくくなるので、浅く粗く耕して空気層と一緒に埋めるとのこと。秋起しの時期も稲刈り後できるだけ速やかに行う方が、気温が高く分解が進む。籾殻を田んぼに戻すこともしているらしい。なお、春先までワラが残っている場合は、田植えの際に浮いてイネに絡むので、田んぼの外に取り除くとのこと。
コウノトリ米田は米ぬかを蒔いているので、たまたま雑草堆肥を作る条件と同じになっている。図らずも、秋起しは雑草堆肥作りと同じ原理になっているように思え、ユーチューバー農家さんの答えは納得できた。
ただこれが唯一の答えかどうかは分からないので、引き続き答えを探索して行きたい。 ☆天地返しするように深く大きく掘り返すやり方もあるがこれの目的・効果は? ☆木村秋則さんの自然栽培は秋起ししないのだが、何故なのだろう?