ようやく秋起しスタート。去年の5/12のトラクター耕耘マニュアルに従って(但し耕深調節は「3」と少し深く、速度は高速の3と少し早めた)、比較的よく乾いている自然栽培田から始めたが、開始早々にトラブルに見舞われた。
トラクターのロータリーとカバーの間に土が詰まってしまいエンストを起こした。耕深や速度を変えてみたがすぐ詰まって止まってしまう。その度に土を取り除くのだが、湿った土がへばりついており中々剥がせず時間ばかりかかってしまった。
お手上げでクボタの担当者にSOSして見てもらった。原因はロータリーカバーの動きが固くて、ロータリーとの間に土が詰まることで、ロータリーカバーを上に持ち上げロータリーとの間の空間を大きく開けた。具体的には、
- カバーの①ハンドルを回して、②ロッドのピンを一番前に動かすことで(通常は前から2つ目)、カバーを上に持ち上げた(上の写真で、左の取っ手が①、右の黒い輪が②)
- そして、ワンタッチ耕耘モードをONした後、「オート」スイッチを「標準(浅起しから深起こしまで一般的な作業時に使う)」から「Eオート(ロータリーカバーを上げたまま荒起しなどを補助輪なしで行う場合の設定)」に切り替えた(下の写真)

以上でうまく行った。クボタの担当者によると、このようなトラブルは滅多になく、土の状態が詰まる特殊な条件下にあったのかもしれないとのこと。
なお、ロータリーに土が詰まった時の掻き出し方法は、①PTOを「4」に入れ(下の写真)、②PTOボタンを「入」に入れ(その下の写真)、エンジン回転を上げれば、ロータリーが高速回転し土が振り払われる。長時間かけて手で掻き出していたので、非常に優れた良い方法を教わった。

