長雨で延び延びになっていたコウノトリ米田(大)の稲刈りを本日実施。まだ土が乾いておらずぬかるんでいるが、最近は晴れ予報でも天気が崩れることが多く、イネも刈取り適期を過ぎているので、ぬかるみ田んぼの稲刈りを初体験する意味も兼ねて、気合を込めて臨んだ。今年最後の稲刈り。
ぬかるみ田んぼについては、最近のコンバインが優れているのか、多少大きな轍はできたものの大きなトラブルもなく済んだ。
しかし、雑草(特にヒエ)が勝っている田んぼ故、イネは刈り取っているが、コンバインの刈取部に雑草が詰まっているためかイネが取り込まれて行かず、田んぼにそのまま放置される不具合が頻発。ただでさえ貧相なイネなのに、コンバインに取り込まれず放置されるのは勿体ないので見つけるたびに手こぎしたが、放置イネの多さといい手こぎの時間ロスといい、負の連鎖が半端ない。
最も悲惨なのは、ヒエがイネを覆いつくしたエリアで(全体の1/3くらいか)、ここはイネが消えてしまっているので稲刈りそのものを断念。農家が最も避けたい廃棄処分に追い込まれた。
とにかく今年はとことん雑草に大敗北した記念すべき年だ!。これはみんな僕自身の怠慢のせいだと思う。大きく実りたかったイネにお詫びして、来年以降の豊饒を誓いたい。
※(上の写真)稲刈り田んぼが周りに少ないためか、アオサギ、シロサギ、鳶が大集合した。稲刈り最中は1~2mの近くまでくる。こんなに近くで野鳥を見るのは普段はあり得ない、農家の特権だ!