乾燥機等の掃除

米作り

クボタの担当者からスケジュールの都合がついたとのことで、午後乾燥機等の掃除をやってもらう。乾燥機から去年の残りの籾殻を取り除いた他は、籾摺り機等の機器から取り除かなければならないごみ等は発見されなかったので、このまま使うことにする。

乾燥機等から除去しなければならないごみ等とは、クモや虫、大きいものはネズミの死骸で、どこから入ってくるのか分からないが小さいときに入ってきて中で大きくなって出られなくなって死んだり、卵の状態で入ってその後孵化したものなど。目視で機器の中を見ると入っているかどうか分かるし、ネズミなどは尿の匂いが酷いのですぐ分かる。乾燥機等を動かそうとしてもエラーが出るので、中を調べるとネズミが配線を食いちぎって隙間で死んでいることもあるので除去することもある。

早く済んだのでいろいろ質問した。

乾燥運転の「連続運転」と「二段乾燥」:去年は水分のばらつきが大きかったので(「乾燥」ボタンを押すと自動的にチェックして表示してくれる)二段乾燥にした(「運転方法」のボタンを押して選択する)。ばらつきが大きくなければ「連続運転」を選択すればよい。

去年の食味品質評価では、乾燥機の水分を14.5%に設定したのに、測定値は13.2%と低かった、何故?:JAの測定器は乾燥機のメーカーとは異なるらしく、どのメーカーの乾燥機でも見られる現象とのこと。クボタからJAに改善要求しているが未だ解決していないとのこと。未熟粒(水分が多い)を取り除いた粒で測定しているので低く出る傾向があるので、乾燥機の設定を15.5%と高めにすることでJA測定を14%台に持っていくことが考えられる。

水分より食味品質評価の「着色粒」が「劣る」のが気になる。水分が「劣る」判定でも食味格付けが悪くならないが、「着色粒」が「劣る」のは外観格付けに即反映される。色彩選別機を入れているにもかかわらず「劣る」判定になるのが気になり納得できない。機器の設定を変えないといけないかもしれないので、最初にやる隣家のSちゃん宅の籾摺りでチェックしたいとのこと。

乾燥機の最低張り込み量は3石=30kg籾袋で9袋。乾燥機は21石仕様だが、量の目盛りが「6」で満杯なので、目盛り「1」が3.5石。よって目盛り「1」の少し下のところまで張り込む必要がある。最悪は、目盛り「1」の窓の一番下に見えるか見えないかのところが1.75石なのでここまでは張り込む。

袋詰めが追い付かないなどの事情で籾摺りを途中で止めたい場合は、籾摺り機のレバーをストップにする。それ以外の機器は何もしなくても良い。とにかく籾摺り機をストップさせればよく、気になるなら他の機器も停止してよい。

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