MOA村岡見学会

米作り

今年もMOA豊岡支部長さんの誘いで村岡区を見学した(去年は7/6)。会員さんの圃場以外に、今年はアイガモ農法の田んぼを見せてもらうことができ、初めてのことで大変興味深かった。隣接した棚田2枚でアイガモ農法をされており、写真の田んぼは2.5反くらいで約12、3羽居た。元々20羽放したがカラスに食われたらしい。この辺りは獣害地域だが、アイガモが居るので通常の何倍も防衛策が必要で、まるで動物園のように圃場全体がきれい整備されていた。

写真右上に寝床・給餌場がある(下の写真)
アイガモの寝床・給餌場

最初の雛の段階では、遠くまで行くと帰ってこれなかったり、羽が成長していないので脂分が未熟で水没したりで管理が大変で、大きくなっても水深の深いところを好むので圃場全体に行くよう誘導しなければならないなどきめ細かな管理が必要。勿論毎日の給餌も必要で、餌はキャベツを切り刻んだ自家製のもの(上の写真の茶碗に入っている)。ともかく獣害対策含めてその苦労たるや計り知れないなと感服した。

因みに、アイガモは浜坂で大々的にアイガモ農法をやっておられる大手のファームからのレンタルで、中干しする頃成鳥のまま返却される。その後このファームが鴨肉として販売される。

MOA会員の中にアイガモ農法の経験者がおられたので、糞でチッソ過剰にならないか聞いたところ、餌も栄養豊富でないので何ら問題ないとの回答だった。

その他、道すがらいろいろ会話し、大変有意義な見学会だった。支部長様はじめMOAの皆様、会員でもないのに参加させていただき、ありがとうございました。

おまけ:夕方きれいな虹が出た。

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