昨日と今日も自然栽培田(小)の手除草。ようやくあと数日で終わる目途が立ってきた。この田んぼは毎年雑草に悩まされ、放置するとイネが全滅する=収穫できず焼却処分するしかなくなるので、何日も手除草に入らざるを得ない。その結果他のあらゆる課題が先延ばしになり、栽培にとって最も大事な適期を逃し破綻してきた。今年は去年より手除草の開始を早めたので、半分くらいまで手除草手間が減りそうだが、依然としてこの田んぼはなぜこんなに雑草が多いのか?どうすれば減らせるのか?の答えが見つかっていない。
ヒントになるかもしれないのが、6/10に田植えし直しをした隣のコウノトリ米田(大)。田植え後10日経った今の様子が上の写真で、前回の田植え後10日経った頃の雑草と比較して、今の方が少ないように思う。それは、かなり大きくなった頃に田植えし直しのために植代かきをしたので、除草効果が発揮できたからではないかと思う。以前、スリーステップ除草を紹介したが、つまり「深水で代かきし種を上に上げる→浅水で水温を上げ発芽を促す→ハローで除草→以後、2週間サイクルで発芽→除草を繰り返す」を積極的にやること。但し、この地域の入水開始が5/10なので、5/末の田植えでは1回くらいしかできない。少し田植えを遅くしても2回が限度。それでもやる価値はあると思うので、答えの一つとして活用したい。
その他、雑草対策の答えは?の研究を夏場にしておきたい。