今日から機械除草スタート。一番早く田植した自然栽培田(大)が田植え後4日目で、苗が枯れて情けない姿をしているので迷ったが、すぐには好転しそうにないと考えGOした。やはり苗の抜けが多かったが、今年は初期除草の効果を確かめたいので、心を鬼にして貫徹した。
特に枕地は機械の旋回で苗を踏むので、壊滅状況になった(下の写真)。乗用の機械より苗を踏む率はましだが、それでも捕植は不可欠だ。しかしここに大きな問題がある。機械除草が終わるのが1ヶ月後だとすると、それまで苗は持つのか、劣化し過ぎて捕植に耐えないのでは?、という問題。よって、捕植は諦め空地になるのを覚悟するか、最終の機械除草を3週間後くらいに早めて少しでも苗の劣化を食い止めるか?

★そこで稚苗田植え案が浮上する。今の僕の育苗技術では徒長しなくて田植え後枯れない中・成苗を育てることができない。ならば慣行栽培と同様に稚苗で田植えも有りなのでは?…★なぜ慣行栽培は稚苗で、コウノトリ米や自然耕米は中・成苗なのか?それぞれの技術の肝は?改めて基本に立ち返り考えたい。
機械除草後の苗の状況は下の写真の通り。(分かりにくいが)葉色が緑でピンと立っている苗は数%くらいしかない。

★歩行式の機械除草は体的にきついので、乗用=田植え機に付けた竹ぼうき除草も検討に値するのでは?枕地の苗踏み問題は、手での捕植ではなく、田植え機を走らせる案も考えられる。(継続課題)