久しぶりの雨で骨休め。良い機会なので野菜の栽培計画を整理した。まずは現在ビニールハウスで育苗中のナス、ピーマン、シシトウ、トマトだが、4/14に栽培計画をまとめているので、その続きから(これから行う課題は再掲)。※一部、竹内孝功さんの自然菜園テキストからの抜粋もある。
ナス、ピーマン、シシトウ:共通事項
- 本葉2枚で直径10.5cm(3.5号)ポットに鉢上げ。土は畑の土を使い少し厳しくする。鉢上げは最低1回、できれば2~3回するのが良い ★ちょうど今が本葉2枚で(ナスは上の写真、ピーマン、シシトウは下)早々に鉢上げが必要
- 鉢上げ後、苗が生長して葉が触れあうようになったら間隔を広げる「鉢ずらし」をする。これは日当たりを確保し徒長を防ぐため。このころには冷床に移す、または晴天には必ずハウスを開けて風を入れる
- 本葉5枚以上出たら畑に定植する。半分以上は捨て、ふるいにかける


ナス
- 本葉5~6枚の若苗を、遅霜の心配が完全になくなるフジの満開後に、株間50cm~1mで植え付ける。植え付け前日の夕方から、深さ5cmほどに水を張ったタライに苗を浸けて翌朝まで置く底面吸水を。これで1週間分の水を蓄える
- 植え付け後のみ雨やりはしない。1週間雨がなくしおれているようなら、ジョウロなどで周囲の草マルチの上からたっぷり水やりを。
- 植え付ける前に3本の90~120cmの支柱を立てておき、苗は南側に植え、枝が伸びたら麻ひもで誘引していく
ピーマン・シシトウ
- 植え付け適期は遅霜の季節が過ぎて充分に気温が上がってからで、キュウリ、トマトの次
- あらかじめ1本立てた支柱に沿って植え付ける
トマト
- (基本的にはナス、ピーマン、シシトウと同様だが)本葉1.5葉で10.5cm(3.5号)ポットに鉢上げして水は少なめで育てる ★すでに本葉が何枚も出ており、隣り合ったポットの葉っぱが触れあっているので(下の写真、本葉の数え方が不明だが…)、早々に鉢上げが必要
- 鉢上げ後は苗の生育に応じて間隔を広げ、徒長を防ぐ「鉢ずらし(葉と葉が触れるか触れないかの株間を保つ)」も大切。晴天には必ずハウスを開けて風を入れる
- 植え付けはフジの花が満開になるころ。植え付け前に支柱を立てておく
- 若苗を選ぶ
- 植え付け前夜からストチュウ水を底面吸水で苗に十分な水を蓄えさせ、植え付け後の水やりはしない



昨日植え付けが終わったキャベツとレタスは以下。
キャベツ
- 植え付け後、株元から15cmの外側に草マルチをし、その上から米ぬかを一握り撒く
- 雨が降らなければ1週間おきに水やりを。夕方か早朝、葉にかかるようたっぷりとストチュウ水を撒く。株元だけでなく15cm離れたところにもしっかり水やりする。根が外へと張る
- 本葉5~6枚で間引いて1本立ちにする。このころにはコオロギの食害の心配がなくなるので、株元まで草マルチをし、その後はこまめに草マルチを重ねる
- 本葉14枚までの間に成長が遅く元気がないときは、米ぬかを発酵させたボカシ肥を一握り草マルチを上から播き、その上に草マルチを重ねる
- 玉が硬くなったら収穫適期
レタス
- 雨が降らないときは水やりし、草マルチや敷きワラで乾燥を防ぐ
- 収穫は早朝に。雨が少ないときは前日の夕方にたっぷり水やりすると美味しくなる
- 保存は濡れ新聞紙で覆い、ビニール袋に包んで冷蔵庫に入れる