昨日、隣家のTちゃんからもらった八代オクラの種。直径4~5mmもある大きなもの(上の写真)。ひょうごの在来種保存会・編著『ひょうごの在来作物』で紹介されている地元農家さんの栽培方法は以下。
- 自家製の堆肥をもとに土作りに励み、毎年場所を変え
- 5月中旬~下旬に播種、6月中旬~下旬に定植、8月~10月に収穫
- 11月には草丈が2mほどになり、褐色に完熟した実を採り、莢のまま種を保存する
一方、竹内孝功著『自然菜園』による栽培法は以下。
- オクラは主根深根型(直根が深く張る)なので、育苗し移植すると直根が植え傷みし活着が悪いので、できるだけ直播きが良い
- 栽培適期:熱帯の北東アフリカ原産の高温性なので、早く直播きしても芽が出ず腐ってしまう。種蒔きは遅霜の心配がなくなり、最低気温が18℃以上になり小麦の穂が出始めるころ(またはフジの花が散り始める頃、5月下旬ころ)まで待った方が賢明
- 寒地・寒冷地では10.5cmポットに蒔き、ハウスで本葉が出るまで育てて定植する。極若い苗の方が根を傷めずに定植できる。定植時期は直播き時期と同様
上記の八代オクラの栽培法は、『自然菜園』における寒冷地のやり方に拠っているようだ。どうする?直播きでいくか。