4/12、13と暴風雨で田畑が水に浸かりしばらくは土を触らない方が良いので、種蒔きが済み現在育苗中の野菜(上の写真+α)の植え付けまでの栽培計画をまとめようと思う。
ナス、ピーマン、シシトウ:3/8セミナーのうち間引き以降を再掲する(+αの追記あり)
- 生育適温:25~30℃
- 本葉1枚で1本に間引き(ハサミで地際で切る)
- 本葉2枚で直径10.5cm(3.5号)ポットに鉢上げ。土は畑の土を使い少し厳しくする。鉢上げは最低1回、できれば2~3回するのが良い
- 鉢上げ後、苗が生長して葉が触れあうようになったら間隔を広げる「鉢ずらし」をする。これは日当たりを確保し徒長を防ぐため。このころには冷床に移す、または晴天には必ずハウスを開けて風を入れる
- 本葉5枚以上出たら畑に定植する。半分以上は捨て、ふるいにかける
トマト
- 生育適温:18~25℃
- (基本的にはナス、ピーマン、シシトウと同様だが)本葉1.5葉で10.5cm(3.5号)ポットに鉢上げして水は少なめで育てる
キャベツ類
- 生育適温:15~20℃
- 種は7.5cm(2.5号)ポットに4粒蒔き
- 本葉1~2枚に育ったら、茎が太くがっちりしたものを残して2本に間引く
- 本葉が3~4枚で双葉が付いている若苗を植え付ける
- 本葉5~6枚で間引いて1本立にする
レタス
- 生育適温:15~20℃
- 連結ポットに1ヶ所3~4粒の種を蒔き、本葉1~2枚のとき間引いて1本立ちにする
- 本葉3枚で鉢上げ
- 本葉4枚で植え付ける
ジャガイモ:3/8セミナーのうち出芽以降を再掲する(+αの追記あり)
- (植え付け1ヶ月後)芽が出たら週1度ほどのペースで、葉のすぐ下まで土がかぶるよう土寄せを繰り返す。水はゼロで良い
- 「ジャガイモは茎が土中で根に変化したもの。地表に出ると茎になってしまうので、こまめな土寄せで茎にせず根を育てると、イモは順調に大きくなる」
- 6月に蕾が付いたら根の生育が止まるので土寄せは終了。株元を草マルチで覆い始める。土中の温度を下げ、高温に弱いイモの生育期間を遅くまで延ばし、イモがよく太り収量がアップする。梅雨時期の泥はねも防ぎ、疫病の予防にも効果がある
- 葉が黄色くなったり虫に食われると、取り除く
ネギ(大和ふとねぎ)
- 定植1週間後には新根が伸びて活着し、葉が起きてきたら、1回目の土寄せをする
- 2回目からの土寄せは、2~3週間に1度、葉鞘が伸びるごとに、草マルチをどかして、完熟堆肥と燻炭をネギの株元に1m当たり一握りほど施し、葉の分岐部まで土を寄せて、その上に厚めの草マルチをして根元の草を抑える
- 夏は休眠して生長しないので土寄せは休み、秋以降は堆肥は施さず土寄せだけする