今日から稲刈り。午前中スタート予定だったが、時々小雨が降る不安定な天気のため午後スタートにずらす。クボタ担当者の、コンバインは少しの雨でも濡れると(稲が濡れると内も濡れてしまう)痛みが早くなるので避けたい、との判断から。稲刈りは神経質なまでも小雨でもしないとの判断基準を順守したい。
稲刈りの前に、乾燥機から出るゴミの排出パイプをビニールハウスにセットしたり、軽トラに籾を運搬するコンテナ(上の写真の軽トラの荷台にある緑色のもの)をセットしたりと準備した後、いよいよ稲刈りスタート。田んぼはコウノトリ米田(小)。
初めてのコンバイン運転でドキドキしたが、土も乾いており固く、雑草も少なく、イネも倒伏していないという最高の条件、かつ機械もニューだったため、イネが詰まったり、車輪がぬかるんで深い轍ができるなどのトラブルもなく非常にスムーズにできた。
張り込み後「二段乾燥」をセット:水分のばらつきが大きいので(原因不明だが今年はこの異常が多いらしい)、「二段乾燥」をセット。明日の午前中には乾燥が終了し、その後籾摺りに移行、最大3時間で終わるとのこと。通風後、乾燥するやり方もあるが、左記の方が時間短縮できるとのことでこちらを選択。
コンバイン格納:コンバインは田んぼにほろを掛けて置いておく農家さんが多いが、毎日作業所に格納した方が良いとのことで(当然といえば当然だ)そうした。それでもカンタンハンドが旋回できることを確認したので、コンバインを格納した状態でも、籾摺り後米袋を仮置きし、軽トラに載せて出荷できそうだ。これは望む限り最高の在り方だ。
<備忘録>コンバイン操作
- コンバインの始動は、ブレーキペダルを目一杯踏み、刈取・脱穀クラッチレバーおよび籾排出クラッチレバーを「切」にし、主変速レバーを「停止」にして行う
- 稲刈りは、「低」「L」モードで(「副」スイッチでLとSに切り替わる)、手動アクセルは最大にする。移動時は、「高」「H」モードで(「副」スイッチでHとLに切り替わる)
- モンローは自動にし、他は切る。因みに、「後進上昇」は湿田でぬかるんでいる場合にONにする(後進時に自動的に車体が上がる)
- 旋回切換は「ソフトブレーキ」にする
- 左分草かんを開く(下に下ろす。これを忘れるとイネが詰まりやすくなる)。道路を移動するときは必ず閉める(上に持ち上げる)、そうしないと電柱等に引っ掛ける。これ、忘れがちなので注意!
- 脱穀部と刈取部の2ヶ所のチェーン(注油スイッチで切り替える)に潤滑油を、稲刈り2~3反ごとに1回塗る。稲刈り走行中に給油ボタンを20秒くらい押せば、潤滑油が塗れる
- 籾を排出するときは、軽トラのコンテナに稲刈機をバックでつけ、自動旋回ボタン「後」を押すと排出用のパイプ(オーガ)が自動ターンするので適当に位置で「停止」、「上下左右」ボタンと稲刈機の移動でオーガの出口がコンテナの真ん中に来るよう微調整。もみ排出クラッチレバーを「入」にする。終わったら左記レバーを「切」にして、「収納」ボタンを押すと自動的に格納される
- 田んぼから出るときは、バックで出る