のと里山農業塾№11は岡本よりたかさんによる特別講義で、前半は『種は誰のものか?』、後半は『無肥料栽培を実現する』の2部構成。スライド資料(前半は上の写真)を基に熱く語られ、大変面白く大いに刺激された。
岡本よりたかさんは現在61才、40歳で農業を始められたが、当初うまくいかなくていろいろ学ばれる中で自分なりの方法を見つけられてきた。高野誠鮮氏を介して自然栽培に近いことを知り、農業の傍ら自然栽培を広める農業塾など幅広く活動されている。本4冊出版されており、その中の1冊『野菜は小さい方を選びなさい』を往きの電車の中で読み、面白かったので講義に期待感をもって臨んだが、予想通りだった。のと里山農業塾の講師・廣さんとも昔からの知り合いだが、農法的には微妙な違いがあると気遣われていた。
なお、前半の講義内容は種子法廃止や種苗法、遺伝子組み換え種子のことなど新鮮で興味深いことばかりだったが、余りにも膨大ゆえ、どこか時間が取れるときにまとめたい。
