コンバイン
僕の経営規模なら2条刈りで十分だろうが、コンバインおよび乾燥・籾摺り施設については各農家さんが揃えるのは敷居が高いと思うので、委託を見込んで3条刈りにする。クボタER330N(上の写真、3条・30馬力)。
体制的には、コンバイン1人、刈り取った籾を運搬・乾燥機に張り込む人1人の2人体制が望ましいが、最悪1人ですべてやる場合を想定して、無理なくできるためにも3条刈りとしたい。3条刈りで1人でやる場合、1日最大3反、2人なら4反くらいか。
因みに、去年は叔父さんちの4条刈りで2人体制で、1日5反弱だった。なお叔父さんは、4条刈りで3~4町歩くらいの稲刈りをしていた。
乾燥機(三相200V)
乾燥機の容量を決めるためには、1日当たりの稲刈りの籾量を計算するに必要がある。上記のように、1人で稲刈りする場合1日最大3反くらいなので、実際の僕の田んぼでは、コウノトリ米田(小)2.2反、コウトリ米田(大)2.7反、自然栽培田(小1反+大2反)3反の3日に分けて稲刈りすることになりそうだ。(※なお、2人ならもっと楽にできるが、1日の稲刈り面積は増やさないで余力に使うことにし、できるだけ2人体制を模索したい。)
1日当たりの稲刈りの籾量:コウノトリ米も自然栽培米も無農薬なので今のところ反収は4俵(玄米ベースで240kg)、最大6俵(同360kg)くらい。よって反収最大で、2反なら720kg、3反なら1080kg。因みに、委託分は慣行が多いだろうから平均8俵、2反なら960kg、3反なら1440kg。
乾燥機の容量(石):1石=10斗=180l。籾1斗=10kgなので1石=100kg。玄米1斗=15kgなので、玄米/籾の比重は1.5倍ゆえ、籾1石は玄米では67kg。よって、
- 乾燥機21石は、籾2100kg、玄米ベースでは1400kg
- 乾燥機18石は、籾1800kg、玄米ベースでは1200kg
僕の田んぼなら18石で十分で、委託の慣行は2.5反くらいまで可能。従って、乾燥機は18石で良いが、余力をみて21石にしておくのも有りだと思う(下の写真)。
なお、乾燥機の最低張り込み量は、大きさに関わらず3石(玄米ベースで201kg)とのことなので、反収4俵の自然栽培田1反(240kg)のみで乾燥機を動かすことも可能。

籾摺り機等の機器は、以下のようなものを整備したい。
籾摺り機(三相200V)

色彩選別機(三相200V)

米選別機(単相100V)

石抜き機(単相100V)

計量機(単相100V)

カンタンハンド(三相200V)

エアーコンプレッサー(三相200V)
グレンコンテナ(三相200V)

