株間除草終え、次の課題へ

米作り
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自然栽培田(小)の株間除草が(一部を除き)一通り終わった。15日間かかったが、最も出来の悪い田んぼなので壊滅状況になるのを避け、来年は少しでも雑草が減ることを期待して、実験を兼ねて実が付く前に刈り取った(上の写真)。

コナギは大きな葉っぱを付け、ヒエはイネと区別できないくらいに大きくなっており、ホタルイも太く大きくなっていた。畦際に生えているホタルイはもう花をつけている(下の写真)。

畦際のホタルイ

一度除草しても生き残ったコナギやヒエがどんどん大きくなっており除草課題は延々とあるが、切りがないので、一旦自然栽培田(小)の株間除草は終え、次の課題に移る。まずは中干しに入る。そして畦畔除草をしたい。

因みに、この間確信できたことが一つある。それは、イネの生長は深水を維持できるかどうかに比例するということ。田んぼ単位でも、同じ田んぼの中でも深水が維持できる場所の方が生育が良いという法則が取り出せるように思う。また雑草の多さについても、深水とは反比例の関係がありそうだが、雑草は田んぼの歴史も背負っているのでもう少し複雑かもしれない。

その意味で自然栽培田(小)は株間除草で多少はマシになると思うが最悪で、写真に見るように、分げつは貧弱で葉色も薄く、反収は3~4俵にしかならないと思う(無農薬・無肥料ゆえ安全・安心は抜群なのだが…)。

施設課題:作業所は壁までできた(下の写真)、あとはシャッター、そして電気工事。

作業所

コンバイン、乾燥機、籾摺り機などのスペックをそろそろ決定して発注しなければならないが、叔父さんにヒヤリングしながら、現在思案中。将来の経営規模や人材体制など不確定要素が絡み合い結構複雑で難しい。

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