捕植が後1~2日で終了するが、この間にも雑草がどんどん大きくなってきているので、除草どうする?が待ったなしの喫緊の課題になってきた。
そこで、改めて石井稔氏の米作りを学び直した(上の写真)。石井稔氏は、“食味日本一”、“世界一安全・安心”な“命を救うコメ”と評価され、1俵10万円の値段が付く「日本最高の米作り名人」。当然、無農薬栽培なので、一番手間がかかる作業が当の「除草」。
石井氏は、田植え後10日目頃から2~3週間から1ヶ月かけて、すべての田んぼをくまなく4条連の動力式草取機を走らせて、雑草の生育を妨げ、土の表面5cmをひっくり返す方法で、除草を2~3回繰り返す。除草機による除草は1反1時間以上かかり、毎日7~8kmの距離を歩き、時間にして6時間を超えるとのこと。なお、細かな部分は二条連や一条の歯車式除草機を手押しで対応する。
それが終わると今度は、除草機では取れない株間の草を鍬カマで刈り取りながら除草して廻る。この除草作業が、雨の日も猛暑日も毎日1ヶ月近く続く。

石井氏に倣い爪の垢を煎じて飲むべく、除草機を導入することにし、ネット等で調査した結果、第一候補を和同産業の水田除草機(RSJ-430T:4条の条間と株間を同時処理するタイプ。下の写真)にした。クボタに取り寄せてもらい、実物を見て最終判断したい。
