昨日田んぼに行って驚いた。何と苗が枯れているではないか!今日もあまり変化なく改善していない(上の写真)。白っぽいところが枯れているところ。
田植え後、根が活着するまでは一時葉っぱが閉じ(活着するまでは自分の根で水分他の養分を吸い上げられないので、乾燥を防ぐため葉っぱが閉じる?)、葉っぱの先が黄色くなって元気がなくなるのは一般的にあるが、葉っぱが枯れるところまで衰弱するのは、3年の経験の中で初めてのこと。一体何故こんなことになったのか?
- 見かけ上は問題ないが、中身的には虚弱な苗だった?:今年は育苗期間が45日と長く(去年は34日)、徒長他の劣化が進行していた?
- 活着まで中・成苗のすべての葉っぱに水分を行き渡らすことができなくて、自分で重要でない葉っぱから切り捨てた?:中・成苗は過去ずっとそうだった、今年だけ何故?
- 田植えの前日に苗箱を搬出しておいたところがより酷いように思うので、田植え当日の高温と強風が加わり苗の乾燥がより進行した?:当日苗出しし曇りor雨だった自然栽培田も同様な傾向が見られるのは何故?
現象的には2.や3.のように思うが、その原因は1.か?
実は何故中・成苗なのか、その根拠が十分には分かっていない。感覚的には幼い頃に田んぼに出した方が良いのでは?、苗床という庇護された場所で成苗まで育てるのは虚弱体質を助長するのでは?との思いがある。再度ここから調べ直したい。
田植え機の設定や操作は、クボタに見てもらいながら行ったので大きな問題はないだろうが、人任せはいただけない。やはり自分で考えて・感じて設定した方が良い。例えば、大きな苗なので標準より深く植える設定にしたり、少ない苗箱で済んでいることが分かれば、苗の掴みを多くする設定に変えるなど。
ともかく、このまま苗が枯れて死んでしまうことなく、根が活着して復活してくれることをただ祈るばかり!
因みに、今できることは捕植なので、少しずつ進めている。しかし、現状の経営規模だから不十分ながらできるが、目指すは捕植なしでも収量が確保できること。新しい田植え機導入で欠株を抑えたかったが、相変わらず欠株が多い。何故なのか?、どうする?播種機導入でもっと均等に播種する?、田植え機の設定で苗の掴みを多くして欠株を防ぐ?後者か?
また、雑草はまだ見えないが、僕より早く田植した田んぼではすごい勢いで繁殖している。除草どうする?もすぐ問われるので方針化を急ぎたい。