植代かき(代かき3回目)をすべての田んぼで実施。トラクターおよびハローのセッティングは代かき2回目と同様。トラクターで代かきした後、どうしても田んぼの四隅にトラクターの轍ができるので、アルミ代かきを使って手作業で均した。実はこの作業はちょっとした力仕事でそこそこ時間もかかるのだ。
水位調整のため落水:植代かきは水位8cm以上、田植えは1~2cmなので、特に明日田植えするコウノトリ米田2枚については、植代かき後落水した。本来は温まって養分も含んだ水を捨てるのは勿体ないのでしない方が良いのだが、スケジュールの関係で仕方ない。この際、5/14に設置した『水番』が役に立った。これがなかったら適当な水位まで落水するのを見張っていなければならなかったが、『水番』のおかげで落水調整は任せることができ、その間他の作業ができた。
自然栽培田は翌々日ということもあり、1日自然低下の様子を見て、明日再度水位調整が必要か判断することにする。
苗の剪葉:15~20cmに揃うよう、草刈り機で伸びた苗はカットした(剪葉)。20cmも伸びると、かき取る爪に葉が引っ掛かって、苗がころんだり、欠株の原因になるらしい。剪葉した後の写真が上の写真で、こんもり盛り上がっていたところが平らになっていることが分かると思う。


苗箱を搬出、田んぼに並べた:明日田植え予定のコウノトリ米田2枚に、苗箱を搬出し、田植え機に順次苗が補給できるよう田んぼに均等に並べた。田植えは田植え機の操作だけでなく、こういった地道な準備作業が結構大変で重要なのだ。