浸種12日目、積算温度143℃で、明日の早い時間帯で150℃を越す。昨日は1粒だけ芽が出ていたが、今日は4粒に発芽が確認できる(上の写真)。但し全体的にはまだなので、明日以降「催芽」する。

催芽は、催芽機のマニュアルでは「32℃で12時間」、コウノトリ育むお米マニュアルでは「流水を止め、自然発芽を」、また自然耕塾のテキストでは「20~25℃で24~48時間」となっている。今年は時間稼ぎの意味もあり、コウノトリ育むお米マニュアルの「流水を止め、自然発芽」を試す。水温は14~17℃くらいだから低温で時間を掛けて催芽することになる。但し、あまりにも遅い場合は自然耕塾の「20~25℃」まで催芽機で加温することにする。
なお催芽の終了は、催芽機のマニュアルでは「白い芽が1mm程度出た段階」。自然耕塾のマニュアルでは「芽が白く膨らむ程度(鳩胸状態)が理想、できるだけ小さく籾が割れて芽が覗く程度にとどめると、発芽率が高くなる。芽が大きくなり生長点が尖ってからでは遅い」とあり、後者を目安とする。
催芽後は、水道水で冷やした後、水切りをして(洗濯機の脱水機能を使う予定)、風通しの良いところで陰干しして乾燥させる。
以上で種蒔き用の種籾が完成するので、乾燥が終わる頃までに、苗箱に床土を入れ潅水しておけば、即種蒔きがスタートできる。またプール育苗用苗床もそれまでに完成させておけば(後はビニールを敷くだけ)、種蒔き後即苗床に平置きできる。明日から並行して進める。
作業所の電気設備与件
作業所に設置予定の機器類を確定し、農機具メーカーに投げかけた。メーカーにてスペックと電気容量を確定し、電気設備与件として建築業者に与えたい。