浸種2日目、1日1回の水の入れ替えをする。水を入れた当初の水温は13℃だったが、気温が低いため11℃まで下がっていた。積算温度12℃と順調。しばらくはぐずついた気温の低い天気予報なので、浸種をするにはOKだが、苗床作成や基肥散布などの外仕事が進まない。但し、作業方針や施設課題も残っているので、今のうちに進めておきたい。
■プール育苗用苗床の設計と資材調達
苗箱の数
去年の田植えは、苗箱20枚/反だったので、実質20×7.9反=158枚。予備17枚加えて175枚とする(22.2枚/反)。(※プロの方から見れば多すぎるかもしれないが、3年目の新米なので予備で安心したい。去年は183枚だったので少し前進。)
種籾の浸種重量
播種は乾籾65g以下/箱(催芽籾80g以下/箱)ゆえ、175箱で乾籾11.4kg以下(催芽籾14kg以下)。昨日浸種スタートした乾籾は、4kg×3袋=12kg。
苗床の苗箱の配置→苗床の板枠の設計
過去、苗箱の配置は1列当たり縦方向に5箱としているので(幅30cm×5箱=150cm)、それを踏襲すると、175箱並べると35列になる。10列毎に30cm程度の空間を設けると、10列3つと5列1つの4ブロックに分かれる。
幅方向の内径は、保有しているビニールの関係上従来通りとすると、5箱150cm+開き5cm×2=160cm。枠板の厚さ1.2cm×2枚を足した外径は162.4cm。
長さ方向の内径は、苗箱35列×60cm=2100cm+開き30cm×5=2250cm。
長さ方向の板枠は、両側に水抜き用の30cmの板を配置する以外は200cmの板で構成するので、上記の全長2250cmは、30cm×2枚+200cm×11枚=2260cmになる。苗箱はぴったり隙間なく配置できないので、10cmの余裕はOK。
苗箱用資材の調達
肥料は、醗酵アミノ有機肥料が80g/箱×175箱=14kg。20kg袋×2袋=40kg購入済み。これで追肥がほぼ2回できる。燻炭も0.33kg/箱×175=57.8kg必要だが、10kg×8袋=80kgある。残る培土・すくすく一番だけ未調達。去年同様20袋必要。
一言:祝新元号「令和(れいわ)」。出典は万葉集、中国ではなく初めて国書から採用されたとのこと。万葉集を読みたくなった。