食酢消毒24時間後、酢を洗い流して、浸種スタート。水温は「10~15℃(できれば12℃以下)」だが、今のところ水道水は12~14℃くらいでやや高め(気温が上がれば15℃を超えるので注意)。催芽機の設定温度は10℃にしたが、この機器は水温を上げることはできるが(水温が10℃以下になれば10℃まで上げる)、下げることはできないので、高温が最大の敵になる。
なお浸種は、酸素の供給および籾からの発芽阻害物質(アブシジン酸)などの除去のため、かけ流しが理想だが、この機器ではかけ流しできないので、毎日水交換することとする。

浸種は、積算温度150日℃を目安に、籾がアメ色になるまで行い、その後「催芽」だが、去年は水温高く、積算温度150日℃の段階で催芽まで終了していた(4/4記事参照)。今年は水温チェックと水交換を怠りなく。
催芽は、通常「催芽機で32℃、15時間」だが、コウノトリ育むお米のマニュアルでは「流水を止め、自然発芽を」となっているので、取り立てて高温にする必要はないのかもしれない。とにかくよく観察すること、そして分からなければ先輩に聞くこととする。