作業所の設計変更

米作り

作業所の建築確認申請に当たって、最終的な設計チェック(乾燥機が入る階高になっているか)を行った。すると、今の設計では入らないことが判明。急遽設計を見直し、建築業者および機械メーカーの担当者と打合せた。

現設計の梁下の高さは2982mm(基礎400mm+建屋2832mm-梁成250mm)。しかし、乾燥機シズオカ21石の高さは3100mmで作業用のクリアランスを200mmとれば3300mm必要だが、318mm不足。1ランク小さい18石にしても、同様の条件下なら103mm不足。元々の設計与件は「21石が入ること」であったが、何故こんなミスが発生したのか不明だが、いまさらぐちぐち言っても仕方ない、これからどうするか前進するしかない。

因みに、別の乾燥機メーカーであるサタケ20石なら少し高さが低く2925mmだが、クリアランス200mmとれば143mm不足で、やはりダメ。サタケは5石ピッチの製品構成だが、シズオカは3石ピッチにあり、2台目を考える場合も融通が利くので、やはり当初の予定通りシズオカで考える。

シズオカ21石が入るには318mm→丸く320mm高くしなければならないが、建屋そのままで基礎で確保するなら400+320=720mmの基礎高さになり、高くなりすぎる。その分頑丈にしなければならないので工事費もかさむ。

そこで建屋を、現在のカクイチKKT3031から、1ランク上の平面は変わらないが高さだけ500mm高くなるHKT3031にする。320mm高くすればよいので、余り180mmは基礎を低くすればよいが、400-180=220mmとなり低くなりすぎる。雨の跳ね返り対策として300mmはあった方が良いので、そうする。工事費もこちらの方が安く済むとのこと。

以上、建屋で+500、基礎で-100、計400mm高くなる設計に変える。

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