12/10に続いて米つくり勉強会№3(最終回)。中嶋会長のH30年栽培歴に沿って、主に育苗と除草について勉強(上の写真、7名参加、ヘタな自撮りで全員写っていない)。育苗については過去に紹介しているので、今日は除草について記す。
田植え前から栽培歴を記すと以下。
4/2耕起①、4/22耕起②--①②とも5cm程度の表層耕起、目的は土を乾かすため。
5/初め入水して、5/4荒代かき、5/18植代かき、5/20田植え
5/21米ヌカ散布(80kg/10a)--コナギ対策。米ヌカ分解時の有機酸がコナギの発芽に障害を与える。水温等により発芽と分解時期が変わり両者のタイミングをずれると効果がない。田んぼの中に入って手播きするが肉体的にきつい。ペレットなら動力噴霧機で畦から播いたり、田植え機にセットして田植えと同時に施用することも可能。なおヒエに対しては深水で抑草。
6/3中耕除草①、6/23中耕除草②--歩行式の3条除草機で。発芽した草を浮かせて死滅させる。
9/3刈り取り、11/2米ヌカ散布(100kg/10a)
以上、除草は主に米ヌカ散布と中耕除草で行われている。(因みに、田んぼが乾いていれば、秋に深く耕耘することでクログアイ等の塊茎を地表面にさらして冬の寒気と乾燥で死滅させるのだが、なかなか田んぼが乾かないので実行できていない。)
この間有機栽培のテキストを学習しているが、そこに書かれている基本的な方法を採用されており、非常に参考になりました。そろそろ僕のH31年方法論を確定する作業に入りたい。