北村広紀氏の自然栽培米

米作り

毎日ブログ更新されている、ネット上のお師匠さんとして学ばせていただいている北村広紀氏が、なぜ長年自然栽培米を栽培しているのかを1/5のブログで発信された。大変共感したので当ブログでも紹介したいと思います。(上の写真も同日のブログからお借りしました。)

私がなぜ長年自然栽培米を栽培しているのでしょうか?
現在私は60歳ですが、35年前までは、化学肥料と農薬を使う慣行栽培を行っていました。
今も多くの方がこの慣行栽培です。
この化学肥料は、第1次世界大戦にドイツで開発されたと聴いております。
戦争で食べ物が不足して、早く植物を成長させる事を目的に化学肥料は開発され、世界中に広がり安定供給出来るようになりました。
しかし、その化学肥料のお陰で、沢山の虫が湧き収穫量に影響が出て来て、虫を殺す目的で農薬が開発されました。

私の自然栽培は、岡田茂吉氏の自然農法を参考にしています。
化学肥料はもちろん、有機肥料も持ち込まないでお米の栽培をしております。
肥料を使用しない事で、虫の被害はほとんど無いのですが、除草剤を使用しないので、草の発生が次から次に生えて来て、草取りに人力を多く使っています。

簡単に慣行栽培と私の自然栽培を説明しましたが、どちらの栽培も経験した者として感想を言うと、慣行栽培より自然栽培は、収穫量が少ない事と、自分で販売しなければならない事で、周囲の理解が難しく困難が多いと思います。

それでもなぜ自然栽培を続けているのか。
それは、超安全で超美味しく、慣行栽培米を体調の悪い人が食べられ無いのに、自然栽培米は食べる事が出来た事で感謝の言葉に励まされているからです。

先月も知り合いの娘さんが妊娠して、ツワリで普通のお米が食べられ無くなり、その方のおばあちゃんが食べている自然米を分けて貰ったら食べられたのでと言う事で注文がありました。
誠に嬉しいですね。
他にも、死の淵まで行かれて方の体験談もあり、喜ばれる自然栽培米は私の誇りです。


なお、この米を使って奥さんが「栄子のこだわり米みそ」(下の写真、同ブログより転載)を作っておられ、素晴らしい共同作業ですね。

一歩でも近づけるよう邁進したいと思います。

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