台風7号による雨は昼前には止み、大きな被害はなかった。今日は田んぼ仕事より施設建設を前進させるなどの課題に当たった。なお、上の写真はこの間コウノトリ育むお米の田んぼに居ついている鴨のつがい。周りは中干し中の田んぼが多いので、水の張ってある当田んぼが居心地よいのかもしれない。
北部副支部長様より助言
6/27コウノトリ育むお米の現地研修会に参加した記事に、6/28の記事で紹介した北部副支部長様からコメントをいただいていた。しかしこれまでコメントはスパムばかりだったので見ることはなく、ずっと気付かなかった。偶然発見し、お礼を言わねばと今日電話した次第。その際以下のような助言をいただいた。
“田植え後40日間は、雑草より稲の生育を優先し、除草機は1回に止め、稲の生育を乱さない。この方が何回も除草機を入れるより、稲は大きく育つ。除草より、深水を維持し抑草することに留意する。稲の葉が黄色くならない限り雑草に負けていなので、雑草が生えていても問題ない。(黄色くなったら雑草に負けており、収量が望めないので、除草したり除草剤散布を行う。)
“その後、自然に水を抜いて乾かし干し上げる。土が乾くと雑草は枯れていく。土の色が黒い間は水を入れない、白くなったら水を入れる。このように慣行農法とは全く逆の水管理をするので、周りのやり方に惑わされないように。因みに、コウノトリ育むお米の田んぼはトロトロ層や微生物が豊かなので、乾いてもひび割れることはない。
これまでは雑草を見つけると除草しなければと強迫観念的に思い込んでいたが、助言をいただき気持ちが楽になった。除草に明け暮れるやり方では体力的も経営規模的にも限界があり、袋小路に入っていたが、助言をいただき可能性を見出すことができた。本当にありがとうございました。
施設建設:開発申請の要否で混乱、測量士を選定し直し
昨日から新敷地での困難性が測量士から発信されていたが、どうやら開発申請の要否についての意見の食い違いが根本にあるようだ。
市全域が都市計画区域だが、田畑は用途指定なしなので、都市計画上の開発申請は不要だが、測量士は何故か開発申請が必要だと(または申請しておいた方が良い、後々問題が起こらないと)譲らず、兄の行政書士との間で意見の一致が見られない。このままでは仕事が先に進まないのでこの仕事から降りたいと測量士から申し出があった。残念だが了承した。
改めて測量士の選定し直しが必要になったが、本来建築士の下で測量士が動く方がうまく行くのだがあまり乗り気でないようなので、こちらで選定することにした。たまたま大規模農家のNさんに会ったので相談したところ、この辺りの土地改良の経緯にも詳しい測量士を紹介してもらった。できるだけ早く動きたい。