生きもの調査、研修会まとめ

米作り

曇りだが、30℃超え、蒸し暑い、ここ3日は熱帯夜。今日は私用や村役員仕事で潰れ、田んぼは水管理と生きもの調査のみ。以下、昨日の研修会のまとめを記する。

生きもの調査は(栽培履歴にも載っている)、6/26~7/2の間で以下を調査。因みに6/26はケロケロの日と言うらしい。

  • 畦畔上と畦畔ぎわ1列目までを、畦畔に沿って10mを調査
  • 畦畔を歩きながら、畦畔上の草を棒で軽く叩き、跳び出したトノサマガエルの個体数、および畦畔ぎわの水面にいる同個体数を数える
  • 成体、幼体の判別ができる場合はその内訳も調べる

6/25の記事では「コウノトリ育むお米マニュアルには、除草についての記述がない」としたが、確かにJAマニュアルに無いのはその通りだが、今年3月に豊岡市が作成した『コウノトリ育む農法 無農薬栽培マニュアル』(上の写真)には機械除草や雑草についての詳しい記述があり、研修会でも参考に取り上げられていたので、訂正しておきたい。因みに今後の研修会でも、このマニュアルを使用するので持参するようにとの指示があったくらいで、良くできている。除草含めて、中身については折に触れて紹介したい。

なお副支部長さんが閉会のあいさつで、「コナギについては、田植え後40日間は深水にし、空気に触れさせない、そして水圧で退治している」とのコメントがあった。

トノサマガエルの変態を確認後中干しとなるが、その際の注意事項が研修会で語られた:急激に中干しすると、いわゆる乾土効果で栄養過剰になり色が出過ぎて、いもち病が出やすくなる。いもち病は葉が濡れて、ある程度温度が高いときに発生するので、水や地温は上げないことが重要。よって間断灌水では溜めっぱなしにしない水管理にする。また置き苗にいもちが発生しやすいので、田んぼから持ち出すなどの処理をすること。

穂肥は、葉色カラースケールで3.5以下で施用する。但し、分げつが多い場合(例えば茎数が10本超)、葉が垂れている場合などでは、施用時期を遅らせたり、量を減らす(または施用しない)などの加減が必要とのこと。なお、穂肥についての研修会が7/12にあるので、参加する予定。

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