晴れ、気持ち良い1日。昨日に続いて、大きい田んぼで除草2日目。何とか後2日で終わりたい。
中干しどうする?慣行とコウノトリ育むお米の違い
今日も村の大先輩から助言をいただく。「早く中干ししないと、コンバインが入れない」「中干し後の出穂期には水が必要なので、中干しが遅くなると十分な中干し期間が取れない」と。
周りの田んぼは1週間~10日前頃から中干しに入っており、乾燥を早める溝切りも行われている。中干しは、コンバインが入れるよう土を固くしたり、土中の有害なガスを抜いたり、根が深くまで伸長するようにしたりなど言われている。
しかし、コウノトリ育むお米マニュアルでは、田植え後40日頃(6月末~7月上旬)に生き物調査を行い、トノサマガエルの変態を確認してから中干しするようになっている。コウノトリ育むお米として認められる必須条件として、このような「中干し延期」があり、少なくとも本日段階で中干しが延期されているかどうかの圃場巡回が、JAや市などの担当者によって本日行われた。
村の大先輩の助言に背くことになるかもしれないが、上記マニュアルに従って実施しようと思う。因みに、アマガエルはすでに変態していることを確認したが(上の写真)、トノサマガエルは一般的に遅いと言われている。見落として中干しが遅れることのないよう、毎日注意してウオッチングしたいと思う。
なお、中干し中に穂肥を施用し、その後7月下旬(20日前後)から間断灌水に入ることになる。
自然栽培米は?
羽咋市の『木村式自然栽培水稲マニュアル』では、中干しは行わず、田植え後40日過ぎを目安に、乾燥と水を溜める湛水を繰り返す間断灌水を開始、出穂期や開花期前後は特に水を必要とするので、土壌表面が水面から露出しない状態を維持する、とある。
どうする? 昨年は中干しせず、土が乾燥不十分のままコンバインを入れたため、深い轍を作った上に稲刈りが非常に困難したという失敗を経験したので、コウノトリ育むお米と同様に中干しした後、間断灌水としたい。