コウノトリ育む農法だよりと村の大先輩の助言の一致、農振の測量問題

米作り

曇り、気温上がらず肌寒い日が続いている。今日は私用が一杯で、水管理と農振課題の打合せのみ。

コウノトリ育む農法マニュアルと村の大先輩の助言の一致

昨日、村の大先輩から、僕の苗は硬化苗で分げつが少ないとか、中干しないと根が伸びない、といった助言をいただいたが、今日JAから届いた『コウノトリ育む農法だより№1』(上の写真)にも以下の同様な解説が載っていた。

  • コウノトリ育む農法のイネは、深水管理等により、分げつが少なく、1穂モミ数(一穂粒数)が多いのが特徴。茎が太くなるほど一穂粒数が多くなるので、茎肥を施用する。
  • 中干は、田植え後40日(6月末から7月上旬)を目安に、生き物調査を行い、オタマジャクシのトノサマガエルへの変態を確認してから行う。
  • 中干が不十分だと倒伏しやすいので、しっかり中干しましょう。

百戦錬磨の大先輩の経験則は流石です。コウノトリ育む農法マニュアルと一致している。★分げつ数と一穂粒数の関係および規定要因とそのメカニズムは?(稚苗or中苗・成苗の違い?)、についてはもう少し掘り下げたいところ。

農振の測量問題

従弟の測量士から、昭和46年の土地改良図面をもとにした求積面積と公図面積との食い違いの中間報告を受けた。結構大きな食い違いがあるとのことだが、もっと大きな問題として水路および道路の幅員の現地との食い違いがあるとのこと(下の写真)。

水路の幅員は6/9の測量士の推察通り90cmだが、問題は道路の幅員で、現地の幅員より1m以上も大きい。これは、現地の道路の境界(畑側なら水路側溝より30cm入ったところ、水田側なら路肩の下)よりさらに田畑側に入ったところが境界であることを示している。

★これは一体どういうこと?:土地改良図面が正解だとすれば、例えば、現地の畑がかつては水田で、路肩部分が畑側にあったことが考えられる。僕の記憶の限りではないが…。村の古老たちから話を聞いておきたい。

土地改良図面の方が間違いの可能性も大。だとしても役所の許認可事務上どう処理したらよいか?、あまり建設的ではない課題に付き合わざるを得ないことになるかもしれない。

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