JAに連絡・ヒヤリング、播種機は断念・手作業で、土入れ開始・トラブル多し

米作り
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JAに連絡・ヒヤリング

4/24(火)にコウノトリ育むお米の現地研修会があり、その出欠連絡が今日期限だったので、出席の旨連絡すると同時に、以下の質問をした。

  1. コウノトリ育むお米マニュアルでは、「無肥料培土を利用する場合は、ファームパワーフィッシュ(30g/箱)を底に施肥」とあるが、粒状なのでコロコロ動き偏ってしまう。培土に混ぜても良いか?→OK
  2. 同マニュアルでは、「育苗箱をハウスまたは露地に平置きし、出芽を確認したら(5㎜以下)シルバーポリを除去」とあるが、ある農家さんは「1.5葉までシルバーを覆っている」とのこと。どちらが正しいか?→マニュアルが正しい。後者の方もいるが、焼ける心配があるので、出芽したらシルバーは除去した方が良い、とのこと。(※中嶋さんが使っておられるシルバーラブは焼ける心配のない素材だが、そうでない素材のものもあるので、基本的にマニュアルに従う。)
  3. 抑草資材の一つ、米ぬかについて。マニュアルでは「米糠ペレット80kg/10a」となっているが、資材申込書では「米ぬか400kgフレコン」となっている?→JAでは後者しか扱っていない。ペレットでやる場合は他で購入してほしい。なお、米ぬかの散布方法は、田植の際に田植機に同乗して手で散布するか、代かき3日以内に単独作業として田に入り散布する。
  4. もう一つの抑草資材として「糖蜜EM発酵液100l/10a」とあるが、希釈倍率および両者の混合比率は?→糖蜜、EM活性液とも原液を8倍に希釈し、両者を1対1の割合で混合する。EM菌の餌が糖蜜という関係にあるので、必ず両者セットで。散布方法は、田植機に散布器を装着する、または田んぼへ入水する際に入水口で散布する。
  5. 現在は上記3、4の抑草資材はあまり使用されず、機械除草が多くなっているとのこと。★どうする?要検討。

播種機は断念、手でやる

去年購入した手動型播種機(下の写真)はいろいろ試したが、種籾や覆土が落ちてくる隙間を狭くすることができず、NG。欠陥商品の可能性が高いが、時間がないのでこのまま放置して前に進む。

SUZUTEC手動型播種機SH2B

新たな播種機を探索したが、①播種密度70~80g/箱が可能なのは上位機種に限られ(多く播く方が簡単で、少なく播く方が難しい)、②上位機種ほど複数人数で動かす仕様になっているので、体制を整える必要があることから、今年は新機種導入は断念。播種、潅水、覆土は手作業とする。

土入れ開始、しかしトラブル多し

土入れを始めるため混合機の蓋を開けようとしたところ、蓋の止めバンドを締める締め具が柱脚と干渉する位置にあり、締め具が開放できないというトラブル。先日荷解きし、蓋を締める際に、ダメな場所で締め具を締めたことが原因。柱脚と混合筒を接合するビスを解体し組み立て直すことで修復したが、1.5時間もの時間を要し、へこんだ。

次、土入れ開始となったが、①床土量の調節と、②回転ブラシの調節に難儀した。①床土量の調節はマニュアルにもあり(調節ツマミを右に回すと床土量が多く出る)、比較的短時間で解決出来たが、②育苗箱の上面から土をカキ取る回転ブラシは、調整ブラシをどちらの方向に回せば深くなるか(逆に浅くなるか)がマニュアルに書いてなく(右に回せば浅くなることが分かった)、しかも苗箱の進行方向の右側のツマミは適正だが、左側はカキ取りが深くて浅くする必要があったが、調整ツマミが鉄板と干渉しておりこれ以上回せない限界に来ていた。そこでレンチを使って人力以上の力でツマミを回して、回転ブラシのカキ取り深さを調節した。土入れ機も欠陥商品の疑いあり、少々残念な気分。

ただ、ようやく床土入れがうまく行くように調節できたので一安心。本日はここで終了。明日以降、村役員の仕事も残っているので、それもやりつつ播種作業を進める。

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