昨日の2枚目の田んぼは、大きな区画と小さな区画の2つに分かれており、2つの間は土を盛った畑になっている。ここにプール育苗の苗床を作っている。昨日は大きな区画を荒起ししたので、今日は小さな区画を荒起しした後(ここには緑米を予定)、最も難しい3枚目の田んぼを荒起しする。(※プール育苗床はまだ乾いていなかったので、もう少し待つ。)
3枚目の田んぼが難しいのは、去年、中干なし、稲刈り前の落水も不十分で、コンバインの轍(クローラ跡)が深く掘れてしまったから(上下の写真)。冬の間は轍に水が溜まり、手の付けようがなかったが、春の晴天が続いたのでようやく乾き、耕耘することが可能になった。

コンバインの轍(クローラ跡)
荒起しの一番の目的は、コンバインのクローラ跡を消しながら平らな耕盤をつくることだが、この田んぼほど、その必要性が高い田んぼは他にない。下の写真は、一番上の写真と同じ場所で、かなり平らになった。

荒起し後
轍が一番深くて複雑なのは四隅で、まだ堀が深いところ(奥の四隅、上の写真)と、最も深く陥没しており、かつじるいところ(手前の四隅で出入口のところ、下の写真)。

奥の四隅、まだ堀が深い

手前の四隅、出入り口、堀が深くじるい
いずれにしろこの田んぼはかなり重症なので、乾いたら少なくとももう1回、荒起ししようと思う。