温湯消毒と食酢消毒

米作り
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今日は種子消毒。

コシヒカリの種籾(上と下の写真)は、消毒袋(400×650mm)に4㎏入れて3袋、計12㎏。

コシヒカリの種籾

緑米の種籾(下の写真)は、2㎏×1袋。

緑米の種籾

1袋づつ温湯消毒(下の写真)。コシヒカリは63℃のお湯に7分。通常60℃、10分だが、時間短縮すべく農業改良普及センターで実験したところ、63℃まで上げても大丈夫なことが分かった。但し、消毒時間は短縮できても、代わりに3℃高い63℃までお湯の温度を上げるのに時間がかかるので、一長一短という印象を持った。温度は低い方が維持しやすいので(種籾を揺すったり時間が経過すると水温は下がるので、時々お湯を足して温度を維持する必要がある)、来年は60℃、10分も有りかなと思った。

お湯を入れる容器は、小さいと温度維持が難しいので、できるだけ大きいものが良いと考え、今年は45ℓのポリバケツを使った。また、いきなり種籾を入れると温度低下が著しいので、もう一つ同温のお湯を入れた小さなポリバケツを用意し、そこに入れてある程度温まってから45ℓの容器に移した。

温湯消毒

温湯消毒は、何といっても60~63℃のお湯を作るのに最も時間がかかる。今回はやかん2個で水からお湯を沸かしたので時間がかかったが(沸騰させ水を足して所定の温度にする)、来年は風呂釜の活用を検討したい。60℃のお湯が出るなら追い焚き機能で温度も保てる、釜が大きいので1度に多くの種籾が消毒できる。(2019.3.21追記:風呂釜は48℃までしか設定できないことが分かった。60℃のお風呂に入ることはあり得ないので当然か。よって、検討し直しが必要。)

やかん2つでお湯を沸かす

消毒後、すぐに冷水(10~12℃)に浸種。水道水がほぼ10~12℃なので、袋ごとバケツに入れ、水道水をかけ流す(下の写真)。

低温(10~12℃)で浸種

その後、食酢消毒。60ℓのタライに40ℓの水を入れ、米酢4.5%を2.3ℓ入れた中に浸けた(酢酸濃度は0.26%:マニュアルは0.1~0.25%。下の写真)。浸漬24時間。褐条病に効果あり(ばか苗病には効果無し)とのこと。

食酢消毒

明日から浸種の予定。

タイトルとURLをコピーしました