安井農場の田んぼと施設見学

米作り

去年の11月28日、滋賀県東近江市の安井農場(安井慶典さん)の田んぼと施設を見学したので、記録に残しておきます。安井さんは20年以上も不耕起で田んぼを守っておられ、不耕起栽培の事務局に、一番は千葉県香取市の藤崎芳秀さん、次は滋賀県東近江市の安井さんと言わしめた関西での第一人者です。

安井さんは大工さんでもあるので、何でも自分で手作りしてしまう名人でもあります。例えば、ハウスの代わりにビニールトンネルでプール育苗するために組み立て式のプール育苗設備を自分で作ったり、苗の徒長を抑えて鍛えるためのローラーや揚水水車(下の写真)を手作りしたり、さらには歩行式の不耕起用二条田植え機を開発してしまう発明家でもあります。

上の写真は、トロトロ層豊かな冬期湛水中の田んぼですが、写真に写っている二股に分かれた道具は草を絡め取るもので、安井さんの発明品です。ありあわせのもので創意工夫して何でも作ってしまうので、ほとんどお金がかからないという、経営面でも優れたやり方なのです。

揚水水車

下の写真は、第4回地域SNSフォーラムin宇治(2009年3月)にコメンテーターとして参加された時の安井さんで、こちらからお借りしました。

次に施設を紹介します。まずは乾燥機(下の写真)。以下同様ですが、ほとんどの機械が中古品で、修理することによって見事に蘇らせて使用されています。

乾燥機

下の写真は籾を貯蔵する籾貯蔵タンク。安井さんは籾で保管し、販売の度に籾摺り・精米する方式を採用されています。非常に魅力的な方法で、「これだ!」と衝撃を受けました。

籾貯蔵タンク

下は籾摺り機と精米機で、やはり中古品です。

籾摺り機・精米機

もう一点、貴重な意見をいただきました。「まずは機械を入れる施設を建設するなり借りるなりして確保すること。それから順次機械を入手してゆけばよい。施設がなければ掘り出し物が出てきても入手できない。まずは施設確保を優先すること!」 安井さん、ありがとうございました。

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